今回は、前屈とは違う脚の後面を伸ばし方をお伝えさせて頂きます。
●先ずは、膝を曲げた状態で、手を床に付きます。
難しいようでしたら手は床でなく、イスの座面など高さのある所に置いて下さい。
●次に、お尻(坐骨)が天井へ向かうなぁと意識しながら
同時に、足裏・踵は床へ向かうなぁと意識しながら曲げた膝を伸ばしていきます。
ポイントは
「膝を伸ばす」ではなく、「足裏は床へ 坐骨は天井へ」と
“反対方向”に行く結果として曲げた膝が伸びてくる
が大切です。
以上ですが、実施の前後で身体を観察してみて下さいね。
ストレッチをする時、
「伸ばそう！」と意識をするあまり、
ギューッと行ったり
何度も小刻みに反動をつけて行ったりしてませんか？
ギュ～ッとしたり反動をつけると、
反発して収縮した状態の筋肉を引っ張ってしまっているんです。
全く効果が無いわけではありませんが、
より効果的にストレッチするために
伸ばしたい(ストレッチしたい)部分の両端が反対方向へ向うから伸びると意識しながら、ゆっくりと行ってみてくださいね。