視野の違い

“目からのエクスプロレーション”でご紹介した視野の切り替えですが、視野を切り替える事で脳の使う場所も変わるというお話しです。

●視野を広げて全体を見る「周辺視野」=「どこ」

脳の発達の初期機能に属し、より生存本能に関係しており、

輪郭、コントラスト、動き、方向性を捉えます。

大脳皮質下での「Where」の機能です。

●一点を見つめる「中心視野」=「何」

より大脳皮質側で最近の脳の発達に属し、現代生活の大きな部分となっており、

色、質感、詳細をとらえ、見たものを記憶に蓄えられているものと一致させます。

主に大脳皮質での「What」の機能です。

※視覚は上記2つの経路を通じて機能します。

一つは空間の中での自分自身の位置を把握し、自分が占めているスペースの感覚を構築するのを助けます。もう一つは、見たものを記憶の中ですでに認識しているものと一致させます。

これは、神経学用語でいう「ボディ・スキーマ」と「ボディ・イメージ」の話になってきますがそれはまたの別の機会にします。(簡潔にお伝えできたらですが、、、)

ちなみに、私はセッションの際には周辺視野を使っています。

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