正しい〜

TVや雑誌などで「正しい姿勢」「正しい歩き方」と見聞きすると思います。ついマネしてませんか?そして、逆に身体を固めてませんか?

「正しい」というより
生理・解剖・運動学的に
より負担のかからない、より滑らかな
「最良」の姿勢や動き というのが適切な言い方だと個人的に思います。

また、姿勢が「悪い」という言葉も
悪いのではなく、「最良はでない」だけなのでは?と思っています。

そして「最良でない姿勢や動き」には、
その人なりの
身体or心理的な何らかのメリット(のようなもの)があると思います。

例えば、左足首をケガしたとします。
すると、右足荷重で左足を引きずるように歩きます。ケガをして痛む左足首に負担をかけないというメリットですね。

嫌な事があった時に、うつむいて過ごす。それが落ち着くのであれば、メリットのようなものと言えるのではないのでしょうか。

(ただ、その動きや姿勢を始めた時は何らかのメリットであっても、長期に渡ると原因が解決した後もクセとなってしまいますが、、、)

つまり、
メリット(のようなもの)との視点で見てれば、
その人の その状況にとっては
「最良ではない」けれど、「最適な」姿勢や動きと言えるのかなぁ、、、
と私は思っています。

屁理屈といわれるかもしれませんが、、、

さて冒頭に戻りますが、
「正しい姿勢や歩き方」と思って、無理をしたり、
正しいと信じて その姿勢や歩き方ばかりで過ごすと
結局は同じ身体のトコロしか使わずに身体を固めてしまう事になりかねません。

普段と同じ歩幅で歩いたり、普段より大きな歩幅で歩いたり、うつむいたり、広く全体を視野に入れたり、小さく丸まってみたり、大きく伸びてみたり etc…

色々な姿勢や動きで、その振り幅が大きい方が、
身体の様々なトコロを使えて負担を減らす事ができると思うのです。

ザクッと言えば
「色々ある方がえ~じゃろぅ」って事です。

あくまで個人的な見解ですが、
まずは伝えておきたい事だったのです。

そして、次はイスの座り方について投稿したいと思います。

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