骨盤を立てて、坐骨のやや前方で座る。
難しいですか?少し補足させて頂きますね。
⚫︎バスタオルを用意します。
⚫︎四つに折って、両端から巻きます。
一方をやや多め
もう一方を少なめに巻きます。
⚫︎多く巻いた方を後ろ、少ない方を前にして
巻いた2つの間に、尾骨がくるように座ってみて下さい。
タオルの前後を逆にすると、骨盤が後ろに傾いてしまいますので、間違えないように注意して下さいね。
ソファーや車のイスなどは、座面が後ろにやや傾斜をしています。背中が後ろにもたれやすい形状ですね。
そのため骨盤が後ろに傾き、
後傾した骨盤に合わせて背骨が後弯(猫背)します。
ふと背筋を伸ばそうと思って、胸を張ってませんか?
骨盤後傾のまま 胸を張ると、身体の前側と後側が綱引きしているようなものです。
背筋を伸ばす時は、
骨盤を立てて坐骨のやや前の方で座る。
すると、骨盤に合わせて背骨が自然なS字のカーブになってくれます。
猫背だと頭の重さを首周りの筋肉が主に支えるため負担がかかりますが、
自然なS字の背骨だと、頭の重さを筋肉だけでなく背骨も支えとして参加してくれるため首周りの筋肉の負担は減ります。
長時間、仕事などで座っている事が多い場合は、2〜3分でもかまいませんので骨盤を立ててあげて下さいね。
上記のようにバスタオルやブランケットを補助として使ってみて下さい。
ただし、説明した座り方ばかりをすると、それはそれで動きや使う範囲が狭くなり身体に緊張がでますのでご注意下さいね。