イスから立ち上がる

座り方について投稿しましたので、続きとしてイスからの立ち上がり方についてご紹介させて頂きますね。

では、

⚫︎骨盤を立てるように坐骨のやや前で座ります。
座り方①座り方②を参照して下さい。

⚫︎少しお辞儀をするように身体を前に倒します。
この時、頭だけ下げたり、背中が丸まらないように、
上半身(股関節~頭)が一枚の板だと思って前に倒します。

⚫︎身体を少し前に倒した時、足に体重が乗っていくような、足裏と床の接地面が広がるような感じがするかと思います。

無理に踏み込まず、上半身が少し前に倒れた分、体重が足裏に伝わっていく といった感じですね。

※元の状態に身体を起こしてみて下さい。その際には、足に伝わった力を利用してみます。

身体を前に倒すと足裏から床へ体重が流れるよーに伝わっていき、
床からはね返った力で身体を起こします。

何度か繰り返してみて、
足裏から床のへ力が伝わり、そのはね返った力を利用して身体を起こす感覚に慣れて下さいね。

⚫︎では、立ち上がります。

①身体を板のように前に倒す。
②体重が足裏へと伝わるのを感じます。
③足裏を感じながら、片方の脚を少し後ろへ下げます。
④そして、頭が斜め前方に引っぱらると思いながら、
(上記※の要領で)足裏の力を頭の方へと伝えながら立ち上がります。

☆そして大事なのが目線です☆
身体を前に倒すと、目線は前の方の床ですね。

前方の床~壁~天井へ
と、立ち上がる動きに先行するように目線を移動させます。

目で身体の動きを誘導していく感じですね。

以上です。

イスから立ち上がる際、膝に手をついて、お尻を先に持ち上げるようにして立ち上がったりしてませんか?
腰に負担をかけてしまう動作なんですねぇ。

今回、ご紹介したイスからの立ち上がり方を試してみて下さい。何気ない日常の事ですが、少しでも身体の負担を減らす手助けになるかと思います。

なぜ?という細かい事には触れていませんが、お試し下さい。

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