腰に手を当てて、お腹をつきだすようにして腰を伸ばそうとしてませんか?
この動作、背中を縦に走っている筋肉を縮めている事なってます。
弓に例えると、弓幹(本体)が背骨、弦(弓に張る糸)が筋肉です。
「そうならないように、
前屈もして体の前側と後側を伸ばしているから大丈夫」と思うかもしれませんね。
前と後のバランスを考えているのは良い事ですね。
では、体の横はどうでしょう???
体側のストレッチ(上体を横へ倒す)もされている方もいらっしゃるかと思いますが、
身体の横側のエクスプロレーションをご紹介させて頂きますね。
楽な足幅で立ちます。手のひらは正面に向けます。
①指がひっぱられるなぁ〜(親指が上に吊られていくなぁ〜)
と思いながら、体の横で大きく弧を描きながら手を頭まで挙げます。
※息を吸いながら行います
この時、
脚や足の裏は床の方へ ・ 手は上へと
手と足が反対方向に伸びる(向かう)から
身体の横が伸びるなぁ〜と思ってみて下さい。
②手を下ろすときも大きく弧を描きます。
手(指先)は遠くに引っぱられるなぁ〜
脚や足の裏は床の方へ落ちるなぁ〜
と思います。
※息を吐きながら行います
大きく弧を描くと表現してますが、
無理に横を伸ばしてやろう と力いっぱい伸ばすのでなく、
手や足が「すこ〜し遠くへひっぱられるなぁ〜 」くらいに思うだけで十分です。
腰を伸ばしたいなぁと思ったら
前屈する、後ろに反らすに加えて
「横」もお忘れなく
ちなみに体側のストレッチと上記の方法では、伸びる場所や目的が異なります。