今回は、股関節からの探求についてご紹介致しますね。
⚫︎背中を壁に当て座ります。
お尻(仙骨)も壁に当てる、坐骨のやや前方で座ります。
(“坐骨のやや前方”については、以前の投稿な座り方①・座り方②を参照して下さい)
⚫︎膝の内側・踵(or内側のくるぶし)を付けます。
(付かないようでしたら、無理のない程度にできるだけ近づけて下さい。)
⚫︎上記↑のまま、
“踵が遠くへ お尻は壁へ”
反対方向に伸びると意識しながら、下記①〜③、④〜⑥の動きを順番にします。
①つま先を上げ(足趾の伸展)
②足首を上げ(足関節の背屈)
③二本の丸太を転がすように、両脚共に股関節から脚を外側に回します(股関節の外旋)
※動かすと膝の内側・踵(or内側のくるぶし)が離れてしまう
または、最初からつかない方は、なるべく離れてしまわないように意識をしてみて下さい。
でも、膝に力がはいって固めてしまわないように注意して下さいね。
踵だけ離れないように付けておくのがやり易いかもしれませんね。
⚫︎外に丸太(左右の脚)を転がしたら、今度は④〜⑥の順の動きで元に戻します。
④股関節から脚を内側に回して(股関節の内旋)
⑤上げた足関節の力を抜いて(足関節の屈曲)
⑥上げた足趾を緩めます(足趾の屈曲)
力を抜く順番が最初と反対になっています。
最後(⑥の終わり)まで、踵とお尻が反対方向へと伸びる意識を持ち続けて下さいね。
以上が今回の探求です。
毎度の事ですが、
行う前に立った状態や歩いてご自身の身体を観察して、行った後で再び立位や歩行での観察をしてみて下さいね。